2015年6月からのヨーロッパ周遊の旅。本日はその13日目。
目次
ナポリ到着
パレルモを出港して10時間ぐらいかな? ナポリが見えてきた。日の出も早い。ヨーロッパの夏は日照時間が長いなあ。
上陸。かなり危険な街だとネットにはさんざん脅かされていたが、着いてみると何てこと無い。見飽きるほど見たイタリアの街並みやん。
駅の周りは胡散臭い連中やホームレスっぽい人たちがたくさんいた。移民の店もたくさんあったし、あまり治安は良さそうではなかったかな。どうもヨーロッパというのは、駅の周りが一番治安が悪いらしい。
ホテルにはかなり早く着いたがチェックインさせてくれた。こういうの、すごく助かる。中級ホテルだと思うが、値段はそんなに高くなかった。
本来は料金に含まれないはずの初日の朝食も食べさせてくれた。やさしーイタリア人。味はフツーやったけど・・・。
ミケーレ
さて、ここナポリはマルゲリータ発祥の地。というわけで名店と名高い『ダ・ミケーレ』を目指す。当時は知らなかったけど、このブログ書いてる時点では東京にもお店出してるんですってね・・・。
道中、ローカル酒屋を発見。ワイン安いね。
さて、ミケーレに到着したが、すごい人。ナポリでピザっちゅうたらここらしい。行列作って並ぶなんて日本人だけだよ、とかのたまう帰国子女、嘘つくなや。しばくぞボケ。
石窯でロボットのようにピザを焼きまくっている。
ついにゲット! 1枚でLサイズぐらいあると思う。でもすげー安かった。500円くらいだったかしら?
買ったのはいいけど、座って食べる場所がない・・・。しょうがないから道端で立ち食いしてると、近くにいた露天商の親父がテーブルと椅子を持って来てくれた。なんというホスピタリティ! これがおもてなしか。
なお、その親父さんは露天禁止の場所で販売してたみたいで、警察が来るたびに店を畳んで、口笛吹いてやり過ごしてた。優しくしてくれたので、帰り際にコーラを奢らせていただいた。
ソッテラネア
1人で1枚食べたからお腹パンパン。腹ごなしに散歩しながら次なる観光地『ソッテラネア』を目指す。なんでも、ナポリの地下水路?を探検できるらしいんですわ。
ソッテラネアについた。ローマ字なので、ローマ字読みすれば100%通じるのが嬉しいイタリア語。
ガイド付きでしか入れないので、英語のガイドのグループに入る。グループで探検。地下へ潜る。
地下は元々は地下水路で、第二次世界大戦時には防空壕として使用されていたらしい。ギリシャ時代からあるんだってさ。地震が無いってスゲー。
途中、2人に一つランタンを渡され通路を進む。いよいよ冒険ですな。
一通り地下を探検した後、一旦地上に出る。ああこれでツアーも終わりかと思って友人がトイレに行ったが、どうやらツアーは終わってなかった様子。別の建物に移動する。残念な友人は残念なことに置いてけぼり。
ソッテラネアのメイン入り口から少し離れた建物の中に入る。この中に隠し通路があり、そこから地下に行けるそうだ。
普通のベッドかと思いきや、ズズッと押しのけると地下への階段が! ドラクエやん!
結構良かった。ここはオススメ。(どうせナポリなんて見るとこないし)
卵城
夕食までまだ時間があるので、もう一つ何か行ってみるかということで、卵城(ヌォーボ城)を目指す。途中で日本人がテレビ撮影をしていて、なんだなんだと聞いてみると、『マツコの知らない世界』のロケをやってるらしい。ディレクターさん一人で弾丸ツアーなんだって。結構辛そう・・・。
お城に到着。でも閉まっていた。畜生。でも疲れてたからまあいいや。
メトロに乗ってホテルで仮眠することにする。地下鉄はフツーに綺麗だったと思う。
ディナー
21時頃に起き、遅めのディナーへ。ガリバルディ駅でメトロに乗ろうとしたが、自動券売機が壊れている。改札の駅員に「切符買いたいんですけど機械が壊れてて」というと、ボタンをポチっと押してプシューっと改札の扉を開けて「プレーゴ!(行けよ!)」と通してくれた。金払わんでええんかい。。。そういや周りの客も誰一人切符買ってない。みんな改札を飛び越えていた。インクレイブレ。
安定のピザとパスタをいただく。野外のテーブルで食べるのが定番ですな。
4種のチーズ クアトロフォルマッジとペスカトーレ、ボンゴレ・ロッソ。
帰り道はナポリの恥部を堪能。
道中、すごい人だかりを発見。何売ってんのかよく見えないので、とりあえず並んでみる。
どうやらフルーツのシェイクジュースのようですな。前のおねえさん可愛かったなあ。
味は・・・フツー。なんでこの程度のモンにこんなに並ぶねん・・・。イタリアでは珍しいのかな?
今夜はもう寝る。明日はポンペイに行くぞ。