RAZER WOLVERINE V2 CHROMA 俺々レビュー


Razer製のXbox/PC用ゲームパッド「WOLVERINE V2 CHROMA」の俺々レビューです。いつも通り、HPを見れば分かるスペック的な置いておいて、自分が良いと思った点、いまいちだった点をつらつら~っと書いていこうと思います。

対象製品

これです。

RAZER WOLVERINE V2 CHROMA

一番の特徴は、通常のボタン以外に自由に割り当て可能な「マルチファンクションボタン」がなんと6つも付いていることでしょう。背面パドルが4つ、あと2つは左右トリガー付近に付いてます。

このあたりについても、後で詳しく触れていきます。

👍良かった点

トリガー付近のマルチファンクションボタンが押しやすい

本製品最大の特徴 M1/M2ボタン

おそらく本製品にしかない最大の特徴と思うのですが、トリガーボタン付近に2つのボタンが追加されています(写真のM1/M2)。「マルチファンクションボタン」と名付けられているこのボタンですが、非常に押しやすいです。通常の持ち方だと、LB/RB or LT/RTボタンに人差し指を置いていると思うのですが、その人差し指を少し伸ばした先にM1/M2ボタンが配置されています。

M1ボタンを押すの図

私(男)の手の大きさ・指の長さはいたって標準的だと思いますが、全く違和感なく押すことができますので、左右のアナログスティックから手を離すことなく押すことができるボタンが2つ増えるということです。これがとっても便利なんです。例えば私はM1(左)にBボタン、M2(右)にYボタンを割り当てています。これでフォートナイトをプレイすると、アナログスティックから親指を離すことなく「ツルハシの切り替え」「モード切り替え」を押すことができます。モンハン持ちは不要だし、ゲーム内で凝ったボタン設定をしなくてすむので大変助かります。SCUF Infinityのパッドを押すより遥かに楽チン。

慣れるまで時間かかるんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、まったく時間かかりません。すぐ慣れます。これはもう業界標準にしてしまってもいいのではないかと思うほどです。他のメーカーも真似してほしいなあ。

背面パドルも(上段は)押しやすい

4つの背面パドル

6つのマルチファンクションボタンのうち、4つは背面パドルとなっています。M3~M6ボタンと呼ぶみたいです。このうち上段の2つ(M3/M4)はかなり押しやすいです。他の背面パドル付きパッドも色々試してきましたが、個人的に本製品はかなり押しやすい部類に入ると思います。(なお、個人的な背面パドルの押しやすさランキングは Xbox Elite 2 > 本製品 > SCUF Impact/Infinity > After glow です)

背面パドルを押すの図

普通は中指で押すことになると思うのですが、特に違和感なく押せます。欲を言えば、もう少し外側に付いていて欲しかったんですけどね。まあRazerはアメリカなので手の大きい人向けのパッドであるので仕方ありません。私はここにジャンプとか編集ボタンを割り当ててプレイしています。

後述しますが、下段のボタンはそこまで押しやすくはないかな。

ボタン設定をゲームごとに保存できる

ボタンの割り当ては専用ソフトで行います。シンプルで使いやすいソフトだと思います。特筆すべき点はプロファイルごとに異なる設定を保存できるということなんです。例えば私はデフォルト設定に加え、フォートナイト用・エルデンリング用のプロファイルを作成しています。

ゲームごとに異なる設定を保存

そんな機能フツーなんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、パッドのボタン設定をソフトで切り替えられる製品って意外と少ないんですよ。ほとんどの製品は本体に書き込むハード方式になっており、ソフト形式は私が知ってる限りでは、本製品とMicrosoftのXbox Eliteぐらい。で、これが非常に便利なんですよね。なぜなら、ゲームごとに最適なボタン設定って異なるはずなので。

例えばフォートナイトのように、ボタン操作がとても複雑なゲームだと、設定もそれなりに凝ったものになりがちです。「ダッシュ」が追加されて割り当てるボタンねーよって思った人も多いんじゃないでしょうか。そういった複雑なゲームと、単純なRPGなどに割り当てたいボタン設定って絶対違ってくると思います。

ハード的にパッド本体に書き込む形式(SCUFとか)だと、最悪の場合、プレイするゲームを切り替えるたびに背面ボタンの設定をやり直さないといけない。ゲームなのに、、これは苦痛すぎます。その点、ソフトで切り替える方式だと、ゲーム起動時にプロファイルを変更するだけでOK。めちゃ便利。複数ゲームを行ったり来たりする人には必須の機能だと思いますよ。

デッドゾーンやバイブの強さの設定が変えられる

さきほどの専用ソフトで、ボタン設定の他にデッドゾーンやバイブの強さが変更できます。

各種変更が可能

FPS等のゲームをプレイするときには、デッドゾーンはかなりの重要ポイントですよね。こちらの専用ソフトでは4段階でデッドゾーンが変更できます。1(一番少ない)にすると誤動作レベルに感度が良くなりすぎるので2ぐらいがおすすめです。

またバイブの強さが変更できるのも気が利いてるなと思いました。バイブ無しだと寂しいけど、強すぎるとウザいという私のようなタイプにはとてもありがたい機能だと思います。ちなみに私は最小でプレイしていますが、それでもそこそこの振動が来ます。こちらは10段階で設定できます。

ボタンが押した感触が気持ちいい

単純に気持ちいいんです。ボタンを押したときの感触が。タクタイル感があるので、メカニカルキーボードでいうと茶軸・青軸をタイプしてる感じです。「カチッ」って感じの音がします。これが意外と気持ちいい。なんというか、気分がノッてくるんですよね。気分良くタイピングしている感覚になります。

すごく細かいことかもしれませんが、使ってて楽しいというのはとても大事なポイントなんじゃないかなと思います。

トリガー押し込みを短くできる

これ自体はよく見かける機能なのですが、無いと困る機能ですので。いわゆる「トリガーストップスイッチ」というやつで、LT/RTのトリガーボタンの押し込みを浅くしてくれる機能です。

スイッチを外側にしてトリガー押し込みを浅くしている

めちゃくちゃ浅くなるというよりは、適度に浅くなるという感じかな。ほどよい感じだと思います。なおLRボタンに関してはクリッキーではない普通の感触です。

アナログスティックの交換が簡単

交換可能なアナログスティックが平型(短)・平型(長)・ドーム型と入っているのですが、交換が非常に簡単です。真上に引っこ抜くだけ。磁石でくっついてるだけなので、簡単に着脱することが可能です。

磁石式なので簡単に引き抜ける

ここは意外とポイント高いと思ってます。購入したばかりだと色々と交換してみて試してみるというフェーズを繰り返すことになると思うのですが、着脱にストレスがないので気軽に試しまくれます。

パッドによっては「バキッ」て音がなったり、恐る恐る交換しないといけなかったりするのですが、本製品はそれがない。じつにユーザーフレンドリーな設計だと思いました。

グリップがよく効いている

握り込みの部分がグリップラバーになっており、持ち心地もよく滑りません。

質感のよいグリップ

細かいポイントですけど、ラバーグリップじゃない製品って結構汗でベトついたりします。この製品はそれがないので気に入ってますね。

純粋にカッコいい

最後にデザイン性について。高級感があって純粋にカッコいいと思います!結構使い込んでいることもあって私のこ汚い写真では伝わらないと思うので、公式HPの写真を拝借しました。

ただただカッコいいデザイン

見てください。この素敵なデザイン。もう言葉は要りませんよね。

👎イマイチだった点

続いて、ここはちょっとなーと感じた点を書いていこうと思います。

デカい

たぶん市販のXbox系パッドの中では一番デカい部類じゃないかな?まあ、ふつーにデカいです。とはいっても決して指が届かないとかいうレベルではないです。「あ、僕にはちょっと大きいな」ってぐらいです。手が普通サイズ以上の成人男性は問題ないと思います。しかし、手が小さい人や女性にとっては「かなり大きい」かもしれません。できれば実機を触って確かめてもらいたい。

大きいので、持ちやすかったり持ち心地が良かったり感じる方もいると思うので正直個人差はあると思います。私個人的にはなんというか、コントローラーを「持っているというより持たれている」というか、「コントロールするはずがコントロールされている」というか、、、そんな感じがします。handyじゃないというか。

結構よくやってしまうのが、右手の親指でA/B/X/Yを押していて、急に右アナログスティックに親指を戻すときに親指がスティックにあたってしまって「ガタッ」てカーソルが動いちゃうというミスです。サイズが大きいので、意識して親指を持ち上げておかないと、こういったミスが起こってしまいます。

その他、サイズが大きいことは次の背面パドルの押しやすさとも関係してきます。

下段の背面パドルはあまり押しやすくない

下段のパドルは薬指で

4つの背面パドルの内、下段の2つ(M5/M6)は薬指で押すことになります。個人的にはこれがあまり押しやすくない。指が届かないわけではないんです。届くんだけど、本体のサイズが大きこともあって、割りと深く握り込まないといい感じの位置に薬指がこないんですよね。これが少し疲れる。。

深くパッドを握り込まないといけないということは、必然的に他の部分が窮屈になります。顕著なのが人差し指です。人差し指とLRボタンとの間に遊びがなくなってしまって、俊敏な動きがしづらくなります。これはFPSゲーマーにとっては痛い。あと、親指スティックもやや窮屈になる印象ですね。

というわけで私は普段は薬指はグリップに置いておき、必要なときだけM5/M6ボタンを押すようにしています。すなわち、「俊敏な動作を求められる重要な割り当てに使用することを諦めている」ということです。フォートナイトだと、「マップ」と「ダッシュ」を割り当てています。ここがもう少し押しやすければ個人的には最高勲章なのになと思います。いや、ほんと惜しい。

(個人的な理想はMicrosoftのXbox Elite 2の背面パドルが理想ですね。あれは押しやすかった)

通常ボタンの割り当ては変更できない

専用ソフトで割り当てを設定できるボタンが、6つのマルチファンクションボタンとセレクト・メニューボタンのみで、その他の通常ボタンの割り当ては変更できません。変更できればもっと凝った設定ができるのになと思いました。

例えば人差し指位置にあるM1/M2ボタンをトリガーボタンとして使用し、もともとのトリガーボタンを全く別のボタンとして使用するなどが考えられます。そうすると人差し指を動かくことなくLB←→M1/RB←→M2ボタンを押すことができるので、素早い反応が可能になります。

まあゲームの方のボタン設定をいじりまくれば実現は可能なんですが、面倒だし、鬱陶しい設定が通常ボタンに残ってしまうことになるので、あんまり気持ちいい体験とはいえないです。

アナログスティックが柔らかい

SCUF Infinity 4ps PROも持っているのですが、それと比べるとアナログスティックが柔らかく(簡単に動く)て、エイム面でいうと自分にとってはベストではないなという感覚です。本製品を半年ぐらい使用してからSCUFを購入したのですが、エイムのしやすさに驚いたぐらいです。あれ?こんなに違うのかよって。ここは好みの問題もあるかもしれませんけど。

セレクトボタンが絶望的に押しにくい

しょっちゅう押すボタンじゃないので別にいいかとも思ったんですが、でも書きました。ほんとに押しにくいです。

絶望的に押しにくいセレクトボタン

そもそもセレクトボタンというのか知りませんが、あのマップとか表示するときに使うボタンです。このボタン、なんでここに置いたんだろうというぐらい押しにくいです。左手の親指で押す想定なんでしょうが、押すときには必ずと言っていいほど左アナログスティックをなぎ倒していきます。気を付けていれば上手く回避できますが、とっさに押せる代物ではないです。モンハン持ちで人差し指で押せってか?

ここをしょっちゅう押すゲームだとかなりストレス溜まると思います。M5/M6あたりに割り当てるしか無いですね・・・。(なんか勿体ない気もするけど)

ゲームごとに自動でプロファイルを切り替えてほしい

これは欲を言えば、なんですが。

専用アプリでボタン設定等のプロファイルを複数保存できるのですが、ゲームを起動したときに自動で切り替えてくれる機能があったら最高だなと思いました。ロジクール製品とかできるので、Razerもやってほしい。

総評

色々書いてきましたが、なんとなくまとめます。

  • マルチファンクションボタンが優秀
  • ボタン設定等が専用アプリで複数保存できるがとても便利
  • ただしサイズには要注意。デカいよ!
  • モンハン持ち、L2R2持ちはできない
  • 高級感あるカッコいいデザインで、トータル的に満足度は高い

といったところです。お値段は張りますがとても良い製品だと思いました。今後長い間、苦楽を共にできそうです。

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